真珠アンプ工房(TMラボ改め)と申します。注文を受けて年間10数台製作する零細な工房です。今回6L6GCを使用したシングルアンプ「MODEL5 真珠」を2台製作します。
前回のアンプ2台(写真の銀色)は、知人に紹介して頂いた方に購入戴きましたが、音の良さに奥様も驚かれたとうれしい感想を頂戴しました。
オープンリールデッキ、LP、CD、ネット配信用に設計したアンプです。 LPレコードを再生する場合は、別にプリアンプ(フォノイコライザー)が必要となりますが、カートリッジの出力が0.2mV以上、スピーカーの能率が90dB程度で再生可能です。それ以外は本体にボリュームがついていますので、プリアンプは要りません。
当工房のアンプは、小生が一台一台丹精込めて製作します。 MODEL5 真珠は、出力は4.2W+4.2Wと小さ目ですが、能率90dBのスピーカーを十分に鳴らします。 10～20畳のリビングルームで鑑賞するに場合、音量の不足は感じないと思います。
シングルとしたのは、回路をできるだけシンプルにし、部品の個数を減らすためです。その分高級品を使っています。 コンデンサにはブラックゲート、ユニコン、イェンツェン、抵抗にはアムトランスと一部リケノームカーボン抵抗を使用しています。 RCA端子にはアムトランス製の高級品、スピーカー端子は写真のような高級品(中国製、WBTも中国で製作している)を使用しています。
トランスは、前回からISOトランスから、ゼネラルトランスに替えました。今回電源トランスは、本工房で上位機種(モノラル)の試作に使用したタンゴPH-185の新古品を用います。 出力トランスは好みにもよりますが、本アンプにはゼネラルトランスPMF-15WS(15W/16,300円)を使用します。以前使用していましたISOトランスのFC-12S(12W/22,000円)よりも音に躍動感があります。
シャーシは2.0mm厚のアルミ板を専門加工業者に製作してもらっており、頑丈で非常によくできております。
真空管は、 6L6GC・・・東芝 EF86・・・・ムラード相当 GZ34・・・・東芝 の未使用品(または未使用に近い)を使用します。
アンプの音色は言葉では説明できませんが、シンプルな回路と高品質部品の使用により、大変自然でクリアな音がします。しばらく聴くとアンプの存在を忘れ、音楽に没頭することができます。本アンプは真空管アンプに詳しいオーディオマニアの皆さまにも満足して頂ける音質に仕上がっていると思います。
当方真珠アンプ工房は横浜にございます。近辺の方は是非ご試聴下さい。現在ホームページを作成中です。そちらよりお申し込みください。(なお、これまでに売却した弊工房アンプはヤフオクとは関係のない方です。念のため)

当方の再生装置は、オープンリールテープデッキ: TEAC X-3000M、TEAC 33-2(2トラック用)、TEAC X-10R(4トラック用) プレーヤー: Garrard 301(オイル軸受け)、トーンアーム: Ortofon RMA301CDプレーヤー: TEAC、pioneer、CECT-3トランスポート、pioneerN-70ネットワークプレーヤー カートリッジ: Van den Hul Colibri、Flog Gold、Ortofon CA24D スピーカー: Altec A-7(ネットワークは弊工房MODEL3)です。
本アンプはシャーシにトランスとソケット、各端子類を取り付けた状態です。(内部配線写真は前回のもの)落札戴き次第、内部配線を行いますので、1週間程度の時間を頂きます。よろしくお願いいたします。
アンプは十分な試験・調整を行って納品いたしますが、輸送中以外で故障した場合は、1か月間無料にて修理をさせて頂きます(真空管を除く)。 その後も、故障やメンテナンスについて対応いたします。何分零細な経営ですので、申し訳ありませんが、その場合は実費とさせて頂きます。(送料もご負担ください)
ご不明な点は、質問欄からご遠慮なく質問してください。 それでは、皆様の試聴、注文をお待ちいたしております。   TMアンプMODEL5 真珠の主な仕様 許容最大入力(at1kHz): 420mV 利得(at1kHz)        : 22.8dB 最大出力(at1kHz)  : 4.2W+4.4W DF                   : 8.0 残留ノイズ        : 0.2～0.8mV(使用真空管により変わる) SN(入力換算)    : 92dB 歪率(at1kHz)    : 約0.15% 消費電力           : 75W シャーシ寸法     : 320×225×80mm 高さ:               : 約170mm(真空管を除く) 重量        : 約10.5kg（2023年 9月 18日 18時 22分 追加）このアンプがネットショップに出回っているようですが、当工房とは関係がございません。（2023年 9月 20日 10時 27分 追加）本アンプの24万円はお高いと思われるでしょうが、次の内訳をご覧下さい。
・特注シャーシ 22,000円
・トランス 55,000円
・真空管(概算) 25,000円
・ブロックコンデンサ 8,000円
・フロントパネル 3,000円
・ボリューム 1,600円
・RCAスピーカー端子 5,000円
写真に見えるものだけで、約12万円になります。あと、内部の
・抵抗コンデンサ等 30,000円
・ケーブル、端子台等10,000円
の4万円を合わせると、材料費だけで16万円かかっています。(最近の部品代高騰)
組み立て手数料4万円に利益10%を貰うとすると製作原価22万(税込み)です。
それにヤフオク様の手数料2万円を加えると24万円になります。
弊工房は、宣伝、流通経費は一切ありませんが、それでも、この値段になります。
なお、ブラックゲートコンデンサは価格が高騰し、当工房でも在庫が減ってきましたので、この「真珠」を持ちましてブラックゲートコンデンサの使用は終了とさせて頂きます。（2023年 9月 20日 10時 32分 追加）本アンプの24万円はお高いと思われるでしょうが、次の内訳をご覧下さい。
・特注シャーシ 22,000円
・トランス 55,000円
・真空管(概算) 25,000円
・ブロックコンデンサ 8,000円
・フロントパネル 3,000円
・ボリューム 1,600円
・RCAスピーカー端子 5,000円
写真に見えるものだけで、約12万円になります。あと、内部の
・抵抗コンデンサ等 30,000円
・ケーブル、端子台等10,000円
の4万円を合わせると、材料費だけで16万円かかっています。(最近の部品代高騰)
組み立て手数料4万円に利益10%を貰うとすると製作原価22万(税込み)です。
それにヤフオク様の手数料2万円を加えると24万円になります。
弊工房は、宣伝、流通経費は一切ありませんが、それでも、この値段になります。
なお、ブラックゲートコンデンサは価格が高騰し、当工房でも在庫が減ってきましたので、この「真珠」を持ちましてブラックゲートコンデンサの使用は終了とさせて頂きます。