即決/送無 Phasemation フェーズメーション T-500 MC昇圧トランス 人気 バランス伝送 スーパーパーマロイ/左右独立=2トランス 純正ケーブル/元箱

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商品情報

Phasemation フェーズメーション T-500 MC昇圧トランス バランス伝送スーパーパーマロイ/特殊分割巻き 左右独立=2トランス搭載の出品でございます。別途 単品でも同時に出品しておりますが、当品は元箱が付属しますし同社で販売しておりました専用ケーブル=CC-1000R プレイヤー側=RCA/トランス側=XLR(定価:72600円)とのセットでお譲り致します。
Phasemation フェーズメーション の成り立ちは、1970年に共同電子システムとしてカセットデッキで一世を風靡した名門=アイワ (AIWA)のエンジニアであった鈴木信行氏が創設しました。当初は、電子測定器や自動車のエレクトロニクス分野の委託生産や設計業務を請け負っていたと聞きます。1990年代には、光悦のブランドで知られる武蔵野音響研究所のMC昇圧トランスを委託製造するなど徐々に鈴木氏のオーディオへの想いが高まって行き、2002年に記念すべきデビュー作Phasetech P-1というMCカートリッジを発売。ボロン無垢のカンチレバー、強靭なステンレスをベースに用いて、削り出し紫壇材のケースを纏ったオーソドックスなローインピーダンスMCでしたが、内容の割に 15万円という価格は安いと評判を呼ぶこととなりました。その後、ほどなくしてペアとなる昇圧トランス= Phasetech T-1 が登場。昇圧トランスとして高価な材質ですが、最適/最良のマテリアルとされる78% スーパーパーマロイを採用した、手堅くオーソドックスな造りでございました。2010年には輸出による世界展開を行うことがきっかけとなり、ブランド名を 現在の Phasemation に改名。真空管式や半導体型など、ハイエンドな超弩級モデルを核に フォノアンプ/パワーアンプ/パッシブプリ/MCカートリッジ/昇圧トランスなど大変優れた製品を数多く輩出し、シビアなオーディオファイルたちの揺るぎない評価を確立しております。当方の私見ですが、問い合わせにも実に丁寧に対応してくれ、突っ込んだ質問にも分かりやすく詳しく解説してくれましたので、生粋の技術者集団との印象を持ちました。こういう会社は、ありそうでいて 案外とないのでございます。
まず特筆すべき点として、同社の昇圧トランスは他社とは大きく違う点として、トランス本体をシールドケースなどで覆っていないことです。円筒形状や長方形型など形状は様々ですが、よく目にする あのようなものがトランスを覆うシールドケースなのですが筐体の内部に搭載されたトランス自体は裸の状態で、フェーズメーションでは一貫して、この方式を採用しております。聞くところによれば、これは音が開放的に伸び伸びとすることで敢えてそう云う設計なのだそうで確かに、その狙い通りの音質が感じられたことをご報告申し上げます。
それと現行モデルは T-550にモデルチェンジしておりますが、実のところ トランス自体は T-500 と同じですが筐体への搭載方法と端子への結線方法などが異なっております。旧)T-500は、トランスが幾重にも重なり合った発泡ポリエチレンのボードに包み込まれるような搭載方法。    2台のトランスはシャシ中央に設けられた左右分割の金属製のシールド板で分離されており セパレーションの向上に寄与しておりますし、トランスから端子への結線は、ダイレクトにつながっている。新)T-550は、トランスを一旦 プリント基盤に装着する形をとっており、ゴムでフロートした後  長いネジを使って、宙に浮かせるように搭載。    その構造上、端子へはダイレクトには繋げず、基盤から線材を用いて各端子へ結線するといった構造で  左右分割のシールド板も省かれてしまいました。どちらがいいとかは別にして、旧モデルであった当機種も、現行の T-550とは別の良さを持った製品であると感じます。
フェーズメーションの昇圧トランスとしては、T-1 及び T-3 に続く 久方ぶりの新製品であった2013年に発売されたT-300を大幅にブラッシュアップし、翌年の2014年に登場したのが当機種でMCカートリッジの特性を存分に活かすべく、バランス入力に対応したMC昇圧トランスでございます。MCカートリッジの発電コイルは そもそもプラス/HOT側も マイナス/COLD側も、アース/GRDから完全にフローティングされており元々がバランス型であることから端を発し、MCカートリッジならではの特質があることに着目した製品でございます。従来のアンバランス型では、マイナス/COLD側とアース/GRD側が共用されていたことから、微小電力であるフォノ出力へのノイズ耐性が低下。そこでそれぞれ3極を分離して音楽信号を伝達しようとするのが、フォノカートリッジにおける平衡(バランス)伝送の考え方です。トランスは、一旦 コアに磁気エネルギーに変換し蓄えた上で、それを放出するわけですからコアの性能に依存する部分も多く、その材質によって相当に音が変わって参ります。トランスのコアでは他を寄せ付けないほどの最適/最高材質である、78% スーパーパーマロイパーマロイはニッケルと鉄からなる軟質磁性合金で、透磁性が非常に高く磁気を通し易い性質を有していて音響用トランスのコアとしては理想的なマテリアルと言え、特に高級/高性能なトランスのコアとして不動の地位を保ち続けております。パーマロイはニッケルの含有量によって類別され 、最高級とされる 78% スーパーパーマロイは非常に高額でもあります。その優れた材質を用いて 0,2mmという極薄な箔に加工して、それを幾重にも積み上げる多重積層構造の大型EI形状のコアを採用しております。巻線は、低損失銅線を1次側と2次側の特性に合致するように使い分けられており(1 次側0.32φ 、2 次側0.12φ)業界最高クラスの低域リニアリティと高効率昇圧(低損失)という優れた特性を達成し、全帯域にわたり生命力のみなぎる音を実現しています。巻線構造には、フェーズメーション独自の特殊分割巻線構造を採用したことで、広帯域で優れた位相特性を実現しています。これにより可聴帯域内の位相歪を激減させ、より明確な音像定位を実現しています。フロントパネルは 5mm厚のアルミ合金製。シャーシベース、カバーはそれぞれ1.2mm、1.6mm 厚の鋼板に銅メッキ処理を行い組立にはステンレス製の非磁性体ネジを使用し、磁気ひずみの影響を最小限にとどめ、にごりのないクリアーな音質を実現しています。また、シャーシ中央に左右分割のシールド板を追加し、聴感上のチャンネルセパレーションを大幅に向上させています。
使用感の少ない美品レベルと感じました。コピーでよろしければ取説をお付けいたします。見落としがあるかもしれませんが、画像を最大限 掲載いたしましたので、ご参照ください。外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので細部まで気になさる方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い申し上げます。実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。
ヤフネコ宅急便にて、全国 送料無料 でお届け致します。なお、評価を希望されない方もいらっしゃいますことから当方への評価を頂きました方に、折り返し 送信しております。評価不要の方は、当方への評価も不要でございますどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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